2010.6.28 最終授業アンケート時点での学生からの意見とそれへの回答 この授業で改善すべきところ、意見や要望 * もう少し声が大きい方が良いと思った。 亀山: ちょっと不思議なコメントです。授業の冒頭で何回か、「マイクを使っ た方がいいですか」と学生の皆さんに質問したのですが、いつも「いらない」 という意見だったので使いませんでした。 * 授業スライドを公開するのを授業前にしてほしい。(3) スライドを毎回配付すべき。 亀山: これは前回のアンケートへの回答にも書いたように(また授業中でも 口頭で説明したように)、授業中に一生懸命ノートを取るのが一番勉強にな ると思っていますので、事前公開はやりません。そのかわり、スライドを進 めるスピードを後半ではなるべくゆったりしました。 * スライドが見づらい。フォントand光の具合いで (4) スライドがやや薄い。(1) もう少しゆっくり進めてほしい。(2) 進行速度が速かったが後半は多少改善された (1) 演習が少ない。(3) 演習時間が短い。(2) 演習より宿題の形で出した方がよいとおもう。 亀山: これは前回のアンケートでも出た点です。その時点に比べると、指摘 は若干減ったので、多少は改善したのかなとおもっています。しかし、まだ コメントがつくということは、十分とはいえないですね。 * 教室の照明をもう少し消してほしい。 亀山: あまり暗くするとノートがとれないので難しいです。来年はもっと強 力なプロジェクタを持参するなど何か考えてみます。 * スライドを使って授業をおこなっているが、話とスライドがかみあっていな いこと。 亀山: ん? そうだとすると授業をやる側としては、結構衝撃的です。スラ イドの内容は、授業前日に自分でかなり長時間チェックしていますから、私 の考えと違うことはないはずなのですが、どういう意味でかみあっていなかっ たのでしょうね。スライドに書いていない話へ脱線することはまあよくあっ たとおもいますが、そのことを指摘しているのでしょうか。しかし、ビデオ 録画の授業ではなく、生の人間が講義をしている面白さはそういう脱線にあ るのではないでしょうか。 * 演習でTA が処理系に関する質問のみにしか対応してくれないこと。 亀山: うーん、皆さんからの授業内容に関する質問は、TA が答えると 間違う可能性があるので、TA には「答えなくてよいので、私あてのメール で質問してほしいと、その学生に言う」ように指示してしまいました。 TA は皆さんの先輩であり、皆さんの 2年後、3年後の姿です。この授業内容 を完璧に理解して、学生からの質問にしっかり対応してくれる(私が信頼し て任せられる)ほどの人が 2-3年後に出てくれると大変嬉しいです。 * 課題をウェブから提出できると良い。 亀山: そうですね。今年は使えませんでしたが、今度から moodleシステム が使えるそうなので、来年度からは電子的に提出してもらおうとおもっています。 * ML はもう少し詳しくやってほしい。 亀山: これは前回アンケートでも書かれていたことですね。もう少し工夫し ようとおもっています。 この授業の良いところ * 様々なプログラミング言語の特徴について理解できた。(2) * 様々なプログラミング言語に触れること。(3) * 特定のプログラミング言語にかたよらず、言語をおおまかに分類し、 分類ごとの特徴を調べようという取組み。(2) * プログラム言語の成り立ちの基礎的なことが理解できた。 * プログラム言語の概念がわかった。 * プログラム言語についての教養的なことを学ぶこと。 * プログラム言語をいつもと違う視点で見ることができた。処理系のことを 勉強できた。 * 言語共通のことが学べて良かた。 * 授業内容を演習で取り上げたので、理解度の向上になった。 * 演習がとてもためになった。 * 演習で理解を深めやすい。 * 説明がわかりやすかった。 * スライドがわかりやすい。 * 授業ページにいろいろな情報を載せてくれてよかった。 * 今まであまり関わることのなかった関数型言語を、手続き型言語と比較しな がら体験してみたかったので、十分満足。 * 論理的視点からプログラミング言語を学べた点。(2) * 授業が充実していた。 * 説明が詳しかった。 * 質問をすると、次回に詳しく説明してくれる。 * 演習、short quiz の意図 (学生に考えさせる点)